紀念郵便切手帖 大正十年四月二十日 逓信省發行 1921年
“立太子禮紀念切手(大正五年十一月三日發行) 大正五年十一月三日 皇太子裕仁親王殿下は立儲令により立太子禮の盛典を擧げ玉ふ此の御儀を永久に紀念する為め左の三種の郵便切手及特殊日附印を發行す 圖解 切手{一銭五厘及三銭切手 内國用{共に同一圖案にして中央に窠の内に鴛鴦の雄鳥を描きたるは賢所大前の儀に用ゐ玉ふ闕腋袍の文様を其儘に附したるものにして其の色も亦同御袍の黄丹色を用ゐたり 十銭切手 外國用{中央に同上の儀に用ゐ玉ふ御冠を臺の上に載せたる様を描きたり此の御冠空頂の黑幘と稱す三山形皂羅に繁文卽ち單辨なる菊花を織出せるもの、古來此の繁文は御加冠を奉仕したる攝家の紋を附する例なりしが今は御加冠の式度せられしより今度より菊花文に改め玉ひしよし承る 日附印 祥瑞たる鳳麟桐竹文様とを描き此の盛典を壽福しまつりし意なり”